【About 500TX ?(500TXとは?)】
【About 500TX ?(500TXとは?)】1954年、ロイ・リヒター氏によってベルヘルメット社は設立されました。氏の手によってヘルメット史上、最も革新的とされたアメリカンヘルメット「500-TX」が誕生しました。
1962年、ニューヨーク近代美術館で、デザイン性の卓越したヘルメットとして展示された500-TXは、ヘルメットとして初めて、EPSの裏地素材を使用し、衝撃に強く、エネルギーを吸収する特性をもった商品でした。
EPSを裏地に使う技術は、ロサンゼルスにある「Toptex Company」によって発明されたもので、今でも主要なヘルメットの裏地生産会社において使用され続けています。
ベルヘルメット社はEPSの使用に関して、初めてToptexと独占的なライセンス契約を結びました。ヘルメット製造会社であり、その際「Snell Foundation」の協力を得ました。
EPS素材が使われた500-TXは、Snell Foundatonが規定した基準をクリアした、 初のレーシング用ヘルメットとしても認められ、それが500-TXを華々しい成功に導いた、 大きな要因となっているといわれています。
500-TXは、20世紀で最もセンセーショナルなヘルメットだといっても過言ではありません。 ベルヘルメット社の500-TXは、フロント部分にこだわり、美しいシェイプに仕上げられ、 ライダーの顔を小さく見せる効果がありました。
愛用した代表的なレーサーとして1950年代後半、インディ500で活躍したCliff Gillespieがいました。