1957年から1985年まで生産された『SHOVEL SPORTSTER』
通称『アイアンスポーツ』と親しまれているマシンです。
コアな車輌と思われていますが、その名のごとくハーレー社におけるスポーツタイプのマシンです。

ハーレー社一の暴力的な加速感と旧車特有のドコドコ感とを併せ持ち、
歴代のハーレーの中、最もじゃじゃ馬で、乗り手を飽きさせず、魅了され続ける味のあるエンジンです。

コンパクトな車体がもたらす軽快さ、旧車ならではのエンジン造形の素晴らしさ、
鉄ヘッドと4カムによる弾ける排気音に魅せられている人は多いことでしょう。

コンパクトリジットに変貌した当社マシンのリアタイヤがダイレクトに路面を蹴りだす感覚は絶品です。


70年代のマシンをカスタムベースで、
実動車、エンジンチューンなし、
オリジナルエンジン(ケースマッチ)、
純正フレーム、
というのが当社の基準になります。


よりコンパクトな
ショートリジッドフレーム、
よりフレームライン重視の
ロングリジッドフレーム、
からお選び頂き、よりコンパクトで、
軽快なマシンに致します。

打ち合わせを元にオーナーのオリジナルマシンの製作開始。

フロントエンド、リアエンド組上げ。エンジン、ミッション搭載。ローリング状態のチェック。

エンジン、ミッションその他の重要部はマスキング保護。
オーナーのポジションに合わせて、
シートマウント製作
ハンドルチョイス&加工、
お好みフェンダーをお好みラインにマウント、ガスタンクマウント位置決め、
当社オリジナルオイルタンクの中からチョイス&マウント製作、
マフラー、コントロール部、eta・・・、
加工、切削、溶接、がメインの製作段階。

モチロン全てのパーツのワンオフ製作も可能です。

マシンの仮組み終了後、再度バラして、各部加工処理へ移ります。フレームは各部均し後、ブラスト処理。サフはモチロン、対ガソリン製の強い艶々ブラック塗装。(パウダーコートも承ります)
その他パーツの加工、補修、塗装、表面加工、コーティング、仕上げ処理。必要消耗、交換パーツのチェック仕入れを同時に行います。
エンジンはまず入庫時に異音、オイル漏れ、油圧等の細かい診断をします。
車体の仮組み終了後、プラン内容である腰上オーバーホールを行います。

エンジン解体後、クラック、ピンホール、ねじ山に至るまで、入念にチェックします。

シリンダーヘッドのオーバーホール
ヘッドはショベルの最大のキモと言えるでしょう。

バルブガイド
全車を対象に当社オリジナルの鋳鉄ガイドへ交換。
バルブステムをマイクロメーターで計測、規定のクリアランスに合わせてガイドをリーマー切削、ホーニング仕上げ。

バルブシート
バルブフェイスとシートの研磨、ラッピング(摺合)。バルブを正確に開閉させます。
バルブスプリング長も測定。

ロッカー
ロッカーアーム、ブッシングの点検、調整、交換。バルブをより正確に押し下げます。

シリンダー&ピストン
ピストンの状態(傷、バリ、焼け、クリアランス)を点検し規定を超える場合はオーバーサイズピストンへ交換します。
ピストン外形に合わせてシリンダーを規定の数値にボーリング、ホーニング。
同様にピストンリングギャップ調整。
コンロッドのエンドプレイ等、腰下に関わる重要部も点検。

全ての作業が終了後、新品ガスケット、新品シール、トルクレンチ、専用工具等を用いて、エンジンを組み上げます。

腰下からのフルオーバーホールも承ります。
各加工、処理、塗装の終わったパーツたち、オーバーホールが完了したエンジンと共に、いよいよ本組です。
オーナーの想いがカタチに表現される重要な作業です。

前後ブレーキ、前後ホイール、タイヤ、フォーク、ガスタンク、オイルタンク、ハンドル、シート、フェンダー、マフラー、キャブ、各ボルト、各ナット、各ベアリング、各シール整備も含めての組み上げ。
モチロン新品配線にて結線致します。

オーバーホール後、初のエンジン始動。
オーナー共々感動の瞬間です。

アイドリング状態にて十分に初期慣らしの後、車輌登録。(新規3年車検)

万全の状態の納車を目指して、公道にて試乗&調整&整備&試乗。

当社では、納車前にオーナーの練習期間を設けております。
近年、ハーレー初で旧車オーナーも当たり前です。
始動方法からライディング。
必要車載工具やセキュリティー、
日常点検箇所、ライトメンテナンスに
至るまで、出来る限り多くのことを学んで頂きたい、伝えたい、と思っております。



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