膨らみのあるトリムをエイジングクラックレザーで巻いたディストーション シリアス VLを紹介
TT&CO.ではリアルレザーをヘルメットのトリムに縫い付けたレザートリムシリーズを様々ラインナップしております。
今回紹介するのは1900年代初頭に存在していたトリムに膨らみを持たせ、プロテクターとして使われていた時代をモチーフに制作したモデル。
膨らみのあるトリムはヴィンテージレザートリムというモデルが存在しますが、ディストーション シリアス VLはさらにエイジング加工を加え、何十年も使い込まれたような質感を新品のヘルメットで楽しむことができるモデルです。
時代を経た革巻きの風合い

ディストーション シリアス VLはトリム部分に膨らみを持たせるように厚み約0.7mmのレザーを縫い付けており、独特の厚みと膨らみが特徴。
それに加えて本物のヴィンテージを知り尽くした職人によるエイジング加工が施され、既に使い古して味が出た雰囲気に仕上がっています。


フォルムはヴィンテージレザートリム同様の膨らみのあるクラシックなフォルムとなっていますが、エイジングが加わったことにより、マニアを唸らせる本物のような質感、ツヤ感となっているのが魅力です。
使用している革は全て本皮を使用し、裁断から穴開け加工、縫い付けまで全て自社で行っています。



細部に至るまでこだわったエイジングは多くのお客様から好評を得ています。
銀面を割ったリアルクラックレザーをロウ引き麻糸による手縫いで貫通縫い付けさせているヘルメットは他では見ることができません。
革はもちろんですが、ヘルメットの塗装面やボタンの錆など、トータルでエイジング加工を施しています。

ディストーション シリアス VLはSG規格、DOT規格に適合したスーパーマグナムで展開されているモデルになります。
当時物は現代ではとても通用しないスペックですが、この質感を規格適合で楽しめるというのが大きな魅力となっています。

本物を見て、触ってきたからこそ出せる渋さと質感に注目してみてください。
スタンダードモデルより値は張りますが、マニアも納得させるクオリティをぜひ一度試してみてください。
きっかけはニセモノを見たことから

レザートリムシリーズを作るに至ったきっかけはTT&CO.高橋代表がヨーロッパのとあるヘルメットメーカーの売り場を見ていたときのこと。
内装は本皮で当時で15万円ほどしていましたが、トリム部分を見てみるとレザーではあるものの、接着剤で貼り付けていただけでした。
高橋代表は高額なヘルメットなのにフェイクであることに納得できず、だったら自分で縫い付けようと立ち上がりました。

日本の革職人に相談したところ、不可能と言われたり、可能だとしても一個20万以上の見積もりを出され、まずは自身の手でシェルに縫い付けてみることに。
しかしこの作業は簡単ではなく、縫い目がジグザグになってしまうなど中々成功しませんでした。
諦めずに果敢なチャレンジを繰り返し、見事納得できるクオリティでシェルに革を縫い付けることに成功し、その技術を教えて自社で職人を育てることで量産化を可能にします。

現在革を縫い続けて15年。
どこのメーカーにも真似できない、TT&CO.オリジナルのレザートリムが完成しました。
レザートリムシリーズは全て、ただのヘルメットではなく、情熱のこもった芸術品として自身を持っておすすめできるモデルです。
ぜひお手元でこのクオリティを確かめてみてください。
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